皆さんこんにちは!
今回は姿勢をよくするメリットや姿勢が悪いことのデメリットについて解説していきたいと思います。その前に、皆さんは姿勢に気を付けたことはありますか??また、主観的に自分が姿勢が悪くないと思っているその状態は果たして本当に客観的に自分を見た時にいい姿勢の状態といえるでしょうか??実際は大多数の人が気にしたことはないと思いますし、姿勢の状態も悪くないと思っている方が多いと思います。一昔前までは加齢によって筋肉が少なくなったり、仕事や家事により姿勢が前のめりになりやすい人などが姿勢が悪くなることが多かったのです。しかし、今の世の中はデジタルな時代であり、ケータイやスマートフォンやパソコンが生活の主軸になっていることが多いため、年齢や職種を問わず、前かがみ姿勢や巻き肩になっている人が多く見受けられる世の中になってきました。それによって背骨や骨盤が変形したり歪んだりして体が正常な機能をしづらかったり、それに伴って筋肉が縮んだままの状態や伸びたままの状態になることによって、体がリラックスする状態になりづらいので肩凝り、腰痛、痺れ、自律神経失調症などを誘発しやすい時代なのです。また東洋医学的にみると前のめりの姿勢や巻き肩の姿勢を続けていると陰の方向に傾くので物事に対して意欲的でなくなったり、自信がなくなり自己肯定感がさがったり、体のだるさが出やすくなるといわれています。
さて、前置きが長くなりましたが皆さんが知らないであろう姿勢をよくするメリットを解説していこうと思います。まず言わずもがなではありますが、自然な姿勢がとれるようになることにより、体に無理なストレスがかかりずらくなることにより肩こりや腰痛などの痛みや痺れが起こりにくくなります。また、それに伴い自律神経が安定することによりメンタルが安定しやすかったり、体にある諸臓器の機能があがります。そして血流が姿勢の悪い時と比べるとよくなるので、代謝が上がり結果として太りにくく痩せやすい体になります。また、メラビアンの法則によると人の第一印象の55%は視覚情報で決まるといわれております。服装や表情ももちろん大事な要素ではありますが、それらと同じくらい姿勢による印象は大きいといわれています。ここまで姿勢が良いことによるメリットを一部分解説していきましたが、これだけでも姿勢の大切さがわかりますよね??姿勢とは我々の人生の生活の質を上げる重要なキーワードだったのです。
次にデメリットについて解説していきます。姿勢が悪いと日常生活においてたくさんの支障をきたします。使わなくてもいい状態でも歪みが出ている周辺の筋肉が働き続けてしまって張り感や痛みや痺れを起こしやすくします。それと同時に体がこわばりやすくなったり緊張しやすくなります。そうなってくると血流が悪くなって自律神経がみだれやすくなり疲れやすさを感じたり色々な病気を併発しやすくなってしまいます。また若いうちはまだ筋力で体を支える事ができるので姿勢が多少悪くても補うことができるのですが、加齢によって支えることができなくなるとどんどん前のめりになってしまい、見る見るうちに内に絵にかいたようなおじいさんおばあさんのような大きく背骨が曲がった状態になってしまうのです。大きく曲がってしまうと戻すのは難しいので姿勢を矯正する際は症状が軽度の時に治す方向にできる事が体にとって負担も少なく治療ができるのでなるべく早めに治療することが重要なのです。
お仕事や家事をたくさん頑張っている皆さんは首肩腰などの痛みやしびれなどその他諸々の症状で悩まれている方が多いことと思います。痛みや痺れの原因がわからないと不安な方も多いと思いますが、当院ではその原因を局所に限定してみるのではなく、日頃の姿勢の悪さから由来するものととらえて筋肉の硬さだけでなく、背骨の歪みや骨盤の歪みにフォーカスを当てて治療しております。姿勢を少し治すだけでも長い目で見た時に体に無理な負担がかかりづらくなって全身的に症状が出にくくなったり、今お悩みの症状が緩和する患者さんがたくさんいらっしゃいます。なので、筋肉を柔らかくする+αで姿勢を治していくと何倍も効果が出やすいですし、根本改善につながりやすいのです。症状に心当たりのある方や姿勢の歪みが気になる方は是非当院にご相談ください