皆さんこんにちは!
今回は皆さんがご存じないであろう鍼灸の治療をした際の効果について一部ではありますが、書いていこうと思います!これを見ることによって鍼灸に対しての興味が少しでも出てきていただけたら幸いです!そもそも鍼灸治療とは東洋医学に属しており西洋医学では病気を発症してからその局所に対して薬などを用いて直接アプローチして治す考え方なのに対して東洋医学は体と心が両方整って健康であるという考え方をしていて基本的には体に副作用なく自然治癒力の働きを補助し、不調やその根本原因を体の内側から全体的にアプローチするというものですので体にとっては負担も少なく、なじみやすい治療法なのです。
今回は鍼治療で首に鍼を打った時のメカニズムについて今回は説明していきたいと思います。例えば、凝った首に鍼を打った際、その場所に鍼を打つことで筋肉や細胞組織に小さな傷がつきます。その時体や脳がそれを察知して鍼が体に入っている(異物)&ケガをしたと思い自然治癒力を使って治そうとします。その時治すために早くその場所に白血球や血小板を送りたいので鍼を刺した場所の血流をよくします。凝っていたり張っている場所というのは筋肉が固まってしまっているというのはもちろんなのですが背景としては血液の流れが悪いのです。なのでその場所の血液の流れがよくなることによりその場所の筋肉も柔らかくなります。肩や首の血流の流れがよくなって筋肉の張り感が消えるイメージとしてはスポーツです。スポーツで汗をかくくらいの運動した後は肩や首の張り感って感じなくなりやすいですよね?それは、血液の流れがよくなってその場所の筋肉が柔らかくなるからなのです。鍼治療ではそれをツボや筋肉の硬い部分に刺入することで、それを局所で体の自然治癒力を活かして血を集める事によって促しております。またほかの作用としては、体内で代謝が促進されることにより必要な酸素や栄養を補給し、不要なものを排除する力がたかまったり、自律神経に作用するため、副交感神経が優位になってリラックスする能力が高まったり、反対に交感神経も有利にでき、痛みを緩和することもできるのです。
また鍼治療をしてその鍼を抜いた際に血が出てしまうことがあります。それを東洋医学では瘀血(おけつ)と呼びます。瘀血は張り感の強い場所やストレスを感じすぎている場所などで血流の流れが悪くなり行き場を失ってしまった血なのです。すなわち、この血は体にとって不要な血であり、これが滞ってしまうと、体が毒性を有し抗菌力を失い、細菌等の繁殖力高める上に、さらに長時間停滞すると、体各部に疾病を誘発します。なので瘀血(おけつ)をだすとすっきりした感じがする方や治癒が早まる患者さんが多いのです。以上のように瘀血(おけつ)は東洋医学では、多くの病気のもととなる、代表的な状態です。強い張り感や慢性病のある場合、瘀血(おけつ)を取り除く治療をすることで、治癒が早まることが多いので出た際は体がよくなったとポジティブにとらえていただきたいと思います。初めて受ける方は動脈や静脈からの出血などを連想してしまい怖いと思うかたもおおいかもしれませんが、瘀血(おけつ)はたまった分がでると血は出ませんのでとまらないなどということはありません。また鍼は動脈や静脈を貫くことはございませんのでご安心ください。これを見ることによって恐怖心が少しでも和らぎプラスのイメージを持っていただければ幸いです。
鍼治療には脈診や舌診などを用いて全身の調子をツボを使って整える経絡治療などがありますが、当院では指で入りきらないツボや張った筋肉や腰痛や首肩コリに対しての局所的なアプローチをメインとして鍼治療を行っております。あなたの症状ぜひお気軽にご相談ください!!